成分献血に行ってみた。
用事が早く済んだので、せっかくだから何か見たり買ったりしようかと街をフラフラしていたところ、献血の呼びかけをする声が耳に入って来て、そういえばこの時以来ご無沙汰だったなぁ、去年のうちにもう1回くらい行っておこうと思っていたのに・・・と思い出し、献血ルームへ寄ってみることにしました。
前回とは別の献血ルームで、前回よりは綺麗で広々としたスペースでした。
受付へカードを提出すると「今日お時間ありますか? 成分献血にご協力頂きたいのですが」とのこと。
成分献血はまだ経験がないので一瞬戸惑ったのですが、200ml献血は需要があまり多くないようなので(私は400ml全血の基準は満たしていない)、成分献血の方が必要だというならこれを機にこちらにチャレンジしてみようと思い、それでお願いしました。
今回は問診前にドーナツを頬張ってしまうようなこともなく(笑)、スムーズに採血までいきました。「血の濃さはちょうど良いです」と言われ、「これでお呼びしますので、ここに表示されたアルファベットの(ベッドの)ところまで来て下さい」とゲーム機が一回り小さくなったような機械を渡されました。
問診と採血の時に「水を飲んで下さい」と言われていたのでコップ1杯の水を飲んでいると、ちょうど飲み切った頃に、渡された機械からメロディが流れ、ボタンを押すと指定のベッドのところまで来るようにという内容のメッセージが表示されたので、そちらへ向かいました。
ベッドには靴のまま上がってよいとのこと。そのまま腰掛けると、目の前に液晶モニタが付いていて、普段自宅で見ているのと同じチャンネルの番組が流れていました。そして「お好きなところを見て下さい」とリモコンを渡されました。
「成分献血は30〜60分ほどかかる」というのは知っていたので、この間どうやって時間を潰せばいいんだろう、献血の間寝ていてもいいのかなぁ等と考えていたのですが、杞憂に終わりました。
始める時、私の手があまりにも冷たかったみたいで看護士さんが驚いた顔をして、慌ててカイロを持って来ました。「体が冷えていると、献血にも時間が掛かってしまうので」と言われ、私の肩までブランケットをしっかりと掛け、さらに「これをお腹に当てて下さい」とさらに大きなぷにぷにするカイロのようなものを持ってきてくれました。しかし、周りを見てもそんなことまでされている献血者は他にいませんでした。よほど冷たかったんだろうか、私の手・・・。
始まってしまえばあとは全部機械が自動でやってくれるので、こちらはテレビを見ながらただボーッと待っているだけです。しびれが起きたりという異常はありませんでしたが、献血中は常時針が刺さった周りの皮膚がなんとなくチクチクと軽く痛む感じはありました。
突然腕に巻かれているチューブが緩んだので「何事だ?」と思ったら、看護士さんが私の表情に気付いたみたいで、「血液を一定量抜いて、必要な成分が入った上澄みだけを抜き取って、残りは体の中に戻されます。それを2回に分けて行います。それに合わせて自動でチューブがゆるくなったりきつくなったりします」ということを説明に来てくれました。
見ると1回目の成分の分離が終わったみたいで、袋の中に黄土色のような黄色のような液体が溜まって来ていました。「へーえ、赤じゃないのかぁ」と興味津々。
横を向いて袋やチューブを流れる液体の行方を見つめていたら、看護士さんに「そんなにずっと横向いていたら、首が痛くなりますよ」と注意されてしまいました。
溜まった液体の中に赤血球は含まれていないので赤じゃないのは当然なのですが、じゃあ何色かと問われても思い浮かばない。「こういう色の液体が体の中に入っているんだぁ。何の色なんだろうなぁ」なんて思ったりしながら、時々顔だけ横を向けながら眺めていました。
自分の血液が自分の横で出たり入ったりしているというのもまた、不思議なものでした。
そのうち「あと5分程で終わりますが、ここからはお飲物を補給しながらになります。お飲みになれるものがあればこちらからお選び下さい」とドリンクメニューを見せられ、私はホットのカフェオレをお願いしました。ドリンクはホットもアイスもあって、こぼれないように紙パックにストローを差して飲む形のもので、ストローを差した状態でストロー上部は袋が被ったまま持って来てくれました。(ファーストフード店で「ストロー差してよろしいですか?」と言われて「はい」と答えた時にやってくれる形です)
実際に5分だったのかそれ以下だったのかわかりませんが、カフェオレを飲み切る前に献血が終了しました。
終わった後はゆっくり休んでいって下さいと言われたので、のんびり雑誌を読みながらスープを飲んだりお菓子を食べたりなどして、少しくつろいでから帰りました。
のんびりといっても私はあまり長時間はいられなかったのですが、他の献血者の様子を見ていると、漫画を何冊も読んでいてしばらく帰る様子がなさそうな人とか、雑誌を読みふける人とか、皆さん献血ルームでのお務め後のひとときを、じっくり味わっている様子でした。
ちなみに受付では「成分献血」と言われただけでしたが、返却されたカードを確認したところ、どうやら今回は血漿成分献血だったようです。
2週間後にはもう次の献血が可能なようなので、また近々協力できたらと思っています。
もう成分献血もどんなものかわかったので、怖くない。
まだ献血ルームのイベント各種は未体験なので、今度はイベントの時間に合わせて行って、献血後にゆっくり占いとか見てもらいたいな。
皆さんの経験や興味あるジャンルについて、FMラジオでお喋りしてみませんか? 詳細はこちらから覗いてみて下さい。
前回とは別の献血ルームで、前回よりは綺麗で広々としたスペースでした。
受付へカードを提出すると「今日お時間ありますか? 成分献血にご協力頂きたいのですが」とのこと。
成分献血はまだ経験がないので一瞬戸惑ったのですが、200ml献血は需要があまり多くないようなので(私は400ml全血の基準は満たしていない)、成分献血の方が必要だというならこれを機にこちらにチャレンジしてみようと思い、それでお願いしました。
今回は問診前にドーナツを頬張ってしまうようなこともなく(笑)、スムーズに採血までいきました。「血の濃さはちょうど良いです」と言われ、「これでお呼びしますので、ここに表示されたアルファベットの(ベッドの)ところまで来て下さい」とゲーム機が一回り小さくなったような機械を渡されました。
問診と採血の時に「水を飲んで下さい」と言われていたのでコップ1杯の水を飲んでいると、ちょうど飲み切った頃に、渡された機械からメロディが流れ、ボタンを押すと指定のベッドのところまで来るようにという内容のメッセージが表示されたので、そちらへ向かいました。
ベッドには靴のまま上がってよいとのこと。そのまま腰掛けると、目の前に液晶モニタが付いていて、普段自宅で見ているのと同じチャンネルの番組が流れていました。そして「お好きなところを見て下さい」とリモコンを渡されました。
「成分献血は30〜60分ほどかかる」というのは知っていたので、この間どうやって時間を潰せばいいんだろう、献血の間寝ていてもいいのかなぁ等と考えていたのですが、杞憂に終わりました。
始める時、私の手があまりにも冷たかったみたいで看護士さんが驚いた顔をして、慌ててカイロを持って来ました。「体が冷えていると、献血にも時間が掛かってしまうので」と言われ、私の肩までブランケットをしっかりと掛け、さらに「これをお腹に当てて下さい」とさらに大きなぷにぷにするカイロのようなものを持ってきてくれました。しかし、周りを見てもそんなことまでされている献血者は他にいませんでした。よほど冷たかったんだろうか、私の手・・・。
始まってしまえばあとは全部機械が自動でやってくれるので、こちらはテレビを見ながらただボーッと待っているだけです。しびれが起きたりという異常はありませんでしたが、献血中は常時針が刺さった周りの皮膚がなんとなくチクチクと軽く痛む感じはありました。
突然腕に巻かれているチューブが緩んだので「何事だ?」と思ったら、看護士さんが私の表情に気付いたみたいで、「血液を一定量抜いて、必要な成分が入った上澄みだけを抜き取って、残りは体の中に戻されます。それを2回に分けて行います。それに合わせて自動でチューブがゆるくなったりきつくなったりします」ということを説明に来てくれました。
見ると1回目の成分の分離が終わったみたいで、袋の中に黄土色のような黄色のような液体が溜まって来ていました。「へーえ、赤じゃないのかぁ」と興味津々。
横を向いて袋やチューブを流れる液体の行方を見つめていたら、看護士さんに「そんなにずっと横向いていたら、首が痛くなりますよ」と注意されてしまいました。
溜まった液体の中に赤血球は含まれていないので赤じゃないのは当然なのですが、じゃあ何色かと問われても思い浮かばない。「こういう色の液体が体の中に入っているんだぁ。何の色なんだろうなぁ」なんて思ったりしながら、時々顔だけ横を向けながら眺めていました。
自分の血液が自分の横で出たり入ったりしているというのもまた、不思議なものでした。
そのうち「あと5分程で終わりますが、ここからはお飲物を補給しながらになります。お飲みになれるものがあればこちらからお選び下さい」とドリンクメニューを見せられ、私はホットのカフェオレをお願いしました。ドリンクはホットもアイスもあって、こぼれないように紙パックにストローを差して飲む形のもので、ストローを差した状態でストロー上部は袋が被ったまま持って来てくれました。(ファーストフード店で「ストロー差してよろしいですか?」と言われて「はい」と答えた時にやってくれる形です)
実際に5分だったのかそれ以下だったのかわかりませんが、カフェオレを飲み切る前に献血が終了しました。
終わった後はゆっくり休んでいって下さいと言われたので、のんびり雑誌を読みながらスープを飲んだりお菓子を食べたりなどして、少しくつろいでから帰りました。
のんびりといっても私はあまり長時間はいられなかったのですが、他の献血者の様子を見ていると、漫画を何冊も読んでいてしばらく帰る様子がなさそうな人とか、雑誌を読みふける人とか、皆さん献血ルームでのお務め後のひとときを、じっくり味わっている様子でした。
ちなみに受付では「成分献血」と言われただけでしたが、返却されたカードを確認したところ、どうやら今回は血漿成分献血だったようです。
2週間後にはもう次の献血が可能なようなので、また近々協力できたらと思っています。
もう成分献血もどんなものかわかったので、怖くない。
まだ献血ルームのイベント各種は未体験なので、今度はイベントの時間に合わせて行って、献血後にゆっくり占いとか見てもらいたいな。
皆さんの経験や興味あるジャンルについて、FMラジオでお喋りしてみませんか? 詳細はこちらから覗いてみて下さい。
by come_on_tadpoles
| 2014-01-14 23:47
| 生活