展示会へようこそ!
とあるブランド服の、バイヤーさん向けの展示会にお邪魔してきました。
アパレル業界では、現在秋物の展示会が目白押しの様子。
だいたい現在の季節の2シーズン後に売るものを展示会で発表するので、現在は秋物というわけなのですが、まだこれから夏物何着ようか(買おうか)っていう時期なのに、「今度の秋物新作です」などと言われても、全くそんな気分になれない(笑)
雑貨類にマフラーとか毛糸の帽子とかたくさん置いてあって、どれもかわいいのばかりなんだけれども、「なんか最近こんなのダンボールにしまったばっかだよなぁ。また買うのか?(苦笑)」って。
「あらぁ〜、このインナー、13000円? 結構安いのね〜」みたいな世界のブランドなので、私はあまり日頃関わる事はなさそうな服達なのですが、その辺で売られている1枚500円とか1000円とかの服と何が違うのかって、やっぱり素材が違う、だから着た時の軽さが違う。
縫い目や柄・ステッチの入れ方等が珍しかったりと、デザインの凝り具合も違う。リバーシブルは無理でしょこれ、と思うような素材のものがお洒落にリバーシブルになっていたり。
それに、デザインの一部に含まれるけど、着た時のシルエットが全然違う。
ミセス対象のブランドなので、わりとゆったりめに作ってあるのだけれど、だからといってダボッってする感じではなく、「お腹が目立って困っちゃう」「腕がきつくて、(他のブランドの標準サイズでは)いつも自分で試着できないのよね」と嘆く奥様たちも、見事に着こなし、くびれもできてお腹も目立たない、素敵なシルエットに。
なので、皆さん喜んで買っていかれる。
実家に帰って母と買い物に行くと、いつも安物衣料品コーナーで試着しながら、
「これ温かくて犬の散歩に良さそうだけど、なんだか横に広がっちゃって、おデブちゃんみたい」「チュニックって流行ってるけど、あんなダボッてしてるの着たら、おデブに見えるから嫌だ」
などとゴネて結局何も買わないので、
「『おデブに見えるから嫌だ』っていったって、おデブなんだからしょーがないじゃん。服着て急におデブじゃなくなったら、それこそおかしいでしょ?」
と呆れ果てる私なのですが、こういう服だったら、おデブじゃなくなるわけじゃないにしても、それなりに見られる格好になるような気がする。
あぁ、展示会に母も連れて来たかったなぁ。
ずっと近くで商品を見ていた、とある気さくなおばさまが「こういうのはね〜、『袖切ってけろ』ってお客様に言われるのよ〜」って話していて、思わず反応。
「え? けろ?? 」と思って浮き浮きしながらどちらの方か尋ねたら、マザーグースの森・・・ではもちろんあるわけなく、山形から買い付けに来たという方でした。
「○▲※☆%#×▽■◇$●♭▽〜! ・・・山形弁、わかる?(笑)」
「・・・何ですか?(汗) 何言ってるか全然わかりません」
「ズーズー弁わからんかぁ〜。東京の人には外国語みたいなもんだなぁ〜」
ですって。
しかもこのおばさま、また近くを見ていた別のおばあちゃまが試着する度に、「これ素敵よね〜」「これ私も入れたわ〜」なんて声を掛けているので、てっきりお知り合いかと思ったら、
「ところで奥様、どちらから?」なんて聞き始めた!(笑)
「私は山梨の甲府です」
「あら〜、都会でいいわぁ〜。うち、山形ですよ〜田舎でしょ〜」
おいおい、初対面かよ! びっくりです。
しかもこの山形の奥様、山梨のおばあちゃまに自分が気に入って買った商品勧めて、買わせてた! 客として来てるのに・・・営業してる・・・(笑)
洋服を見るだけでもおもしろいし、それに質の良いものを見分ける目を養うのにも良いけれど、展示会に来ている人たちを見ているのもまた、いろいろな方がいらして面白いです。
女性のバイヤーさんは、結構自分が着られるかどうか(売れ残った場合に自分が買い取る心づもりで買う)を重視していたりする人が多いみたい。
男性のバイヤーさんはわりと淡々と買って行く人が多そうな雰囲気だったけれど、今回お邪魔させて頂いたのは女性ブランドだったのに、洋服を手に取って、自分の体に当てながら服を選んでいる男性バイヤーを1人見かけました。
ジャケット類とかならまだわかるんだけど、その人、スカートも自分の下半身に当てて考えていました。
スカート・・・。
丈を見ていたのかな? でも男性と女性では、足の長さとか違うような?
それとも、その時だけ女性の気持ちになって・・・みたいなことだろうか?
うーん。この行動だけは、ちょっと見ていて謎でした。
アパレル業界では、現在秋物の展示会が目白押しの様子。
だいたい現在の季節の2シーズン後に売るものを展示会で発表するので、現在は秋物というわけなのですが、まだこれから夏物何着ようか(買おうか)っていう時期なのに、「今度の秋物新作です」などと言われても、全くそんな気分になれない(笑)
雑貨類にマフラーとか毛糸の帽子とかたくさん置いてあって、どれもかわいいのばかりなんだけれども、「なんか最近こんなのダンボールにしまったばっかだよなぁ。また買うのか?(苦笑)」って。
「あらぁ〜、このインナー、13000円? 結構安いのね〜」みたいな世界のブランドなので、私はあまり日頃関わる事はなさそうな服達なのですが、その辺で売られている1枚500円とか1000円とかの服と何が違うのかって、やっぱり素材が違う、だから着た時の軽さが違う。
縫い目や柄・ステッチの入れ方等が珍しかったりと、デザインの凝り具合も違う。リバーシブルは無理でしょこれ、と思うような素材のものがお洒落にリバーシブルになっていたり。
それに、デザインの一部に含まれるけど、着た時のシルエットが全然違う。
ミセス対象のブランドなので、わりとゆったりめに作ってあるのだけれど、だからといってダボッってする感じではなく、「お腹が目立って困っちゃう」「腕がきつくて、(他のブランドの標準サイズでは)いつも自分で試着できないのよね」と嘆く奥様たちも、見事に着こなし、くびれもできてお腹も目立たない、素敵なシルエットに。
なので、皆さん喜んで買っていかれる。
実家に帰って母と買い物に行くと、いつも安物衣料品コーナーで試着しながら、
「これ温かくて犬の散歩に良さそうだけど、なんだか横に広がっちゃって、おデブちゃんみたい」「チュニックって流行ってるけど、あんなダボッてしてるの着たら、おデブに見えるから嫌だ」
などとゴネて結局何も買わないので、
「『おデブに見えるから嫌だ』っていったって、おデブなんだからしょーがないじゃん。服着て急におデブじゃなくなったら、それこそおかしいでしょ?」
と呆れ果てる私なのですが、こういう服だったら、おデブじゃなくなるわけじゃないにしても、それなりに見られる格好になるような気がする。
あぁ、展示会に母も連れて来たかったなぁ。
ずっと近くで商品を見ていた、とある気さくなおばさまが「こういうのはね〜、『袖切ってけろ』ってお客様に言われるのよ〜」って話していて、思わず反応。
「え? けろ?? 」と思って浮き浮きしながらどちらの方か尋ねたら、マザーグースの森・・・ではもちろんあるわけなく、山形から買い付けに来たという方でした。
「○▲※☆%#×▽■◇$●♭▽〜! ・・・山形弁、わかる?(笑)」
「・・・何ですか?(汗) 何言ってるか全然わかりません」
「ズーズー弁わからんかぁ〜。東京の人には外国語みたいなもんだなぁ〜」
ですって。
しかもこのおばさま、また近くを見ていた別のおばあちゃまが試着する度に、「これ素敵よね〜」「これ私も入れたわ〜」なんて声を掛けているので、てっきりお知り合いかと思ったら、
「ところで奥様、どちらから?」なんて聞き始めた!(笑)
「私は山梨の甲府です」
「あら〜、都会でいいわぁ〜。うち、山形ですよ〜田舎でしょ〜」
おいおい、初対面かよ! びっくりです。
しかもこの山形の奥様、山梨のおばあちゃまに自分が気に入って買った商品勧めて、買わせてた! 客として来てるのに・・・営業してる・・・(笑)
洋服を見るだけでもおもしろいし、それに質の良いものを見分ける目を養うのにも良いけれど、展示会に来ている人たちを見ているのもまた、いろいろな方がいらして面白いです。
女性のバイヤーさんは、結構自分が着られるかどうか(売れ残った場合に自分が買い取る心づもりで買う)を重視していたりする人が多いみたい。
男性のバイヤーさんはわりと淡々と買って行く人が多そうな雰囲気だったけれど、今回お邪魔させて頂いたのは女性ブランドだったのに、洋服を手に取って、自分の体に当てながら服を選んでいる男性バイヤーを1人見かけました。
ジャケット類とかならまだわかるんだけど、その人、スカートも自分の下半身に当てて考えていました。
スカート・・・。
丈を見ていたのかな? でも男性と女性では、足の長さとか違うような?
それとも、その時だけ女性の気持ちになって・・・みたいなことだろうか?
うーん。この行動だけは、ちょっと見ていて謎でした。
by come_on_tadpoles
| 2009-05-19 22:13
| 生活