お父さんのお仕事見学!?
先日、ある方がお仕事で、ライブの出張PAをするという話を伺い。
「へーえ、楽しそう! どんなところでやるんですか?」と、調子に乗っていろいろ質問していたら。
「主催イベントの参考に会場も見てみたいだろうし、僕のアシスタントということで一緒に来てみる?」と仰るので。
お言葉に甘えて、付いていかせて頂きました。
会場はカフェのようなスペースで、ゆったりとした時間を過ごしたいといったコンセプトにぴったりな場所。
逆に言えば、騒がしい音楽には、あまり向きません。
アコースティック系がよく合いそう。あと、緩やかなポップスとか。
ジャズなんかも悪くないけど、管楽器系は大丈夫なのかしら?
ドラムはNGということで置いてありませんでしたので、あまり大きな音は出せないのだと思います。
会場に着くなり挨拶をすると、私が付いていく事は伝えられていなかったのか、「あらっ、お嬢さんですか?」と。
そーなんですー♪
今日は、お父さんのお仕事の様子を見学に来ました〜♪♪
・・・って、違うでしょ(ーー;)
「いえ、お手伝いです。後で紹介します」
と、さっさとブースに入ったPA氏でしたが、後で聞いたら、私の事を娘だと思われたことは、結構ショックだったみたいです。
「たぶん私が若く見えただけなので、気にしないで下さい」と言っておきました(苦笑)
ミキサーのつまみの多さに一瞬ギョッとした私でしたが(結構大きいミキサーだったんですよ・・・)、そんな私には構わずPA氏は当たり前のように黙々と、音を調整していきます。
でも、ある程度調整が済んだところで私はちょっと違和感のようなものを感じていて、PA氏の方を見たら、やはり微妙な顔をしている。
どうしたのかと聞くと、やはり私が違和感を持ったのと同じところで、悩んでいました。
この日は他にも音響に関することで、途中とかライブが終わった後、いろいろ確認したいこととか疑問をPA氏にぶつけてみたりしました。
「こういう状況だったから、こういう風に対処した」というのを、実際に音やミキサーを通して確認できたのは、自分にとって収穫でした。
それに、「あのアコギのジャリジャリした音を出してあげたいからさ〜」とか、「ちょっと音が固いんだよね」とか、そういう会話を人とするのも久しぶりだったので、なんだか遠い昔に作曲仲間とお互いの自作デモを聴かせ合ってあーでもないこーでもないとやっていた頃などを思い出し、ワクワクしちゃったりもしました。
今回は一応お手伝いという名目で伺いながら、実際はほぼ見学の人でした。
(まぁ、ハコを自分の目と耳で確かめるのが主目的でしたのでね)
それでも照明を明るくしたりするのを手伝ったり、幕間で勝手に(!)BGM入れたり、お手伝いっぽいことも少しだけしました。
あとは、普段主宰をやってる身としていろいろ思うところもあったのですが、それはそれとして自分の胸の中にしまい込み、懐かしのあの歌この歌がいっぱい出てくる昭和歌謡のライブを、途中から私もノリノリでPAブースの中で一緒に歌って楽しみました。
歌謡曲って、いいよねぇ〜。
主催イベントの会場候補にと訪れたライブ会場でしたが、結局はPA的な側面について得るものの方が大きかった気がします。
自分もかつてレコーディングやミックスの勉強をしていて、イベントで歌うオープニングテーマをはじめ、オリジナル曲は自分でミックスまで仕上げているので、そういう方面での耳はそれなりに肥えているとは思っているのですが、実際自分の耳や感覚はまだまだ大丈夫だし、勉強した知識も錆び付いていないなっていうのがPA氏との会話の中で確認できたのは、本当に良かったです。
それと。
他人の仕事ぶりを見るのって、自分がその人と一緒に仕事に取り組んでいる時、もしくは自分が客としてサービスを受けている時。この2パターンが多いのではないかと思うのですけど。
今回は、そのどちらでもないようなシチュエーションで、客観的に他人の仕事を見るという経験もできて、仕事に対するスタンスや現場でのあり方とか、そういう事にも思いを馳せる瞬間があり、これもまた良い勉強になりました。
そんなこんなで、楽しみながら非常に濃い時間を過ごすことができました。
こういう機会を作ってくれたPA氏や会場でご一緒した皆さんに、感謝です。
こちらは「Omnibus Live」主宰「けろ」の私的ブログです。
イベント関連のブログはこちらから♪
「へーえ、楽しそう! どんなところでやるんですか?」と、調子に乗っていろいろ質問していたら。
「主催イベントの参考に会場も見てみたいだろうし、僕のアシスタントということで一緒に来てみる?」と仰るので。
お言葉に甘えて、付いていかせて頂きました。
会場はカフェのようなスペースで、ゆったりとした時間を過ごしたいといったコンセプトにぴったりな場所。
逆に言えば、騒がしい音楽には、あまり向きません。
アコースティック系がよく合いそう。あと、緩やかなポップスとか。
ジャズなんかも悪くないけど、管楽器系は大丈夫なのかしら?
ドラムはNGということで置いてありませんでしたので、あまり大きな音は出せないのだと思います。
会場に着くなり挨拶をすると、私が付いていく事は伝えられていなかったのか、「あらっ、お嬢さんですか?」と。
そーなんですー♪
今日は、お父さんのお仕事の様子を見学に来ました〜♪♪
・・・って、違うでしょ(ーー;)
「いえ、お手伝いです。後で紹介します」
と、さっさとブースに入ったPA氏でしたが、後で聞いたら、私の事を娘だと思われたことは、結構ショックだったみたいです。
「たぶん私が若く見えただけなので、気にしないで下さい」と言っておきました(苦笑)
ミキサーのつまみの多さに一瞬ギョッとした私でしたが(結構大きいミキサーだったんですよ・・・)、そんな私には構わずPA氏は当たり前のように黙々と、音を調整していきます。
でも、ある程度調整が済んだところで私はちょっと違和感のようなものを感じていて、PA氏の方を見たら、やはり微妙な顔をしている。
どうしたのかと聞くと、やはり私が違和感を持ったのと同じところで、悩んでいました。
この日は他にも音響に関することで、途中とかライブが終わった後、いろいろ確認したいこととか疑問をPA氏にぶつけてみたりしました。
「こういう状況だったから、こういう風に対処した」というのを、実際に音やミキサーを通して確認できたのは、自分にとって収穫でした。
それに、「あのアコギのジャリジャリした音を出してあげたいからさ〜」とか、「ちょっと音が固いんだよね」とか、そういう会話を人とするのも久しぶりだったので、なんだか遠い昔に作曲仲間とお互いの自作デモを聴かせ合ってあーでもないこーでもないとやっていた頃などを思い出し、ワクワクしちゃったりもしました。
今回は一応お手伝いという名目で伺いながら、実際はほぼ見学の人でした。
(まぁ、ハコを自分の目と耳で確かめるのが主目的でしたのでね)
それでも照明を明るくしたりするのを手伝ったり、幕間で勝手に(!)BGM入れたり、お手伝いっぽいことも少しだけしました。
あとは、普段主宰をやってる身としていろいろ思うところもあったのですが、それはそれとして自分の胸の中にしまい込み、懐かしのあの歌この歌がいっぱい出てくる昭和歌謡のライブを、途中から私もノリノリでPAブースの中で一緒に歌って楽しみました。
歌謡曲って、いいよねぇ〜。
主催イベントの会場候補にと訪れたライブ会場でしたが、結局はPA的な側面について得るものの方が大きかった気がします。
自分もかつてレコーディングやミックスの勉強をしていて、イベントで歌うオープニングテーマをはじめ、オリジナル曲は自分でミックスまで仕上げているので、そういう方面での耳はそれなりに肥えているとは思っているのですが、実際自分の耳や感覚はまだまだ大丈夫だし、勉強した知識も錆び付いていないなっていうのがPA氏との会話の中で確認できたのは、本当に良かったです。
それと。
他人の仕事ぶりを見るのって、自分がその人と一緒に仕事に取り組んでいる時、もしくは自分が客としてサービスを受けている時。この2パターンが多いのではないかと思うのですけど。
今回は、そのどちらでもないようなシチュエーションで、客観的に他人の仕事を見るという経験もできて、仕事に対するスタンスや現場でのあり方とか、そういう事にも思いを馳せる瞬間があり、これもまた良い勉強になりました。
そんなこんなで、楽しみながら非常に濃い時間を過ごすことができました。
こういう機会を作ってくれたPA氏や会場でご一緒した皆さんに、感謝です。
こちらは「Omnibus Live」主宰「けろ」の私的ブログです。
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by come_on_tadpoles
| 2012-02-29 23:45
| イベント